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ねんどろいどのパーツが折れた!よくある不具合と自分でできる修理方法

お気に入りのねんどろいどで遊んでいたり、ポーズを変えようとしたりした瞬間、「ポキッ」という嫌な音…。大切なねんどろいどのパーツが折れてしまうと、本当にショックですよね。「もうおしまいだ…」と絶望的な気持ちになるかもしれませんが、諦めるのはまだ早いかもしれません!

ずきんちゃん
ずきんちゃん

実は、ねんどろいどのパーツ破損は、多くの人が経験する「あるある」なトラブル。そして、その多くは自分の手で修理することが可能です。

この記事では、ねんどろいどでよくある破損箇所と、自分でできる基本的な修理方法を分かりやすくご紹介します。大切なねんどろいどを蘇らせて、これからもたくさん可愛がってあげましょう!

ねんどろいど、どこが折れやすい?よくある破損箇所

まずは、どんな場所が壊れやすいのかを知っておきましょう。特に注意したいのは、細くて力がかかりやすい部分です。

首のジョイント: ポーズを変えるときに一番動かす部分なので、負担がかかりやすく、根元から折れてしまうことがあります。

手首のジョイント: 小さなパーツなので、武器や小物を交換する際にポキっといきやすい代表格です。

髪の毛の細い部分: アホ毛やツインテールの先端など、キャラクターの個性を際立たせる繊細な部分は、ちょっとした衝撃で折れてしまうことも。

小物やエフェクトパーツ: 杖や剣の持ち手、エフェクトの細い部分なども破損しやすいポイントです。

台座のアーム: 本体を支えるアームの関節部分も、何度も動かすうちに緩んだり、折れたりすることがあります。

これらのパーツは、構造上どうしても繊細にならざるを得ない部分。丁寧に扱っていても、ふとした瞬間に壊れてしまうことは誰にでも起こりうることなのです。

自分でできる!基本の修理方法「軸打ち」に挑戦

ずきんちゃん
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負荷がかかる部分や、しっかりと強度を持たせたい部分の修理には「軸打ち」という方法がおすすめです。少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、道具を揃えて手順通りに行えば、意外とできてしまうものです。

準備するもの

  • 接着剤: プラスチック用のものがおすすめです。瞬間接着剤でも大丈夫ですが、白く変色しにくいタイプを選ぶと仕上がりが綺麗になります。
  • ピンバイス: プラモデル用の精密なドリルです。1mm~1.5mmくらいのドリル刃があると便利。100円ショップで手に入ることもあります。
  • 真鍮線(しんちゅうせん): 接着するパーツの補強材(軸)になります。こちらもプラモデル売り場やホームセンターで手に入ります。なければクリップを伸ばしたものでも代用できます。
  • デザインナイフやカッター: 折れた断面を綺麗に整えるために使います。
  • 紙やすり: 断面を滑らかにしたり、はみ出た接着剤を削ったりするのに使います。

修理の手順

  1. 断面を整える: まずは、折れてしまったパーツの両方の断面を、デザインナイフやカッターで平らになるように整えます。ここで綺麗にしておくと、接着したときの仕上がりが格段に良くなります。
  2. 中心に穴をあける: ピンバイスを使って、両方の断面の中心にまっすぐ穴をあけます。深さは5mm程度を目安に。パーツがずれないように、慎重に作業するのがポイントです。
  3. 軸(真鍮線)を差し込む: あけた穴に合うように真鍮線をカットし、片方の穴に差し込みます。少しだけ接着剤をつけて固定しましょう。
  4. 接着する: いよいよ接着です。もう片方のパーツの穴にも接着剤を少量つけ、真鍮線をガイドにしてパーツを合体させます。パーツが正しい角度でくっつくように、位置をしっかり確認しましょう。
  5. 乾燥させる: 接着剤がはみ出してしまったら、乾く前に爪楊枝などでそっと拭き取ります。あとは、接着剤が完全に乾くまで、焦らずじっくり待ちましょう。

たったこれだけで、ただ接着するよりも格段に強度が増し、また同じ場所が折れてしまうのを防ぐことができます。

簡単な接着だけでOKな場合も

負荷があまりかからない髪の毛の先端や、小さな装飾品などであれば、真鍮線を使わずに接着剤だけで修理できる場合もあります。

その際のコツは、接着剤をつけすぎないこと。爪楊枝の先に少量だけ接着剤を取り、パーツの断面にちょんと乗せるように塗るのがおすすめです。つけすぎてしまうと、はみ出して周りが白く汚くなってしまう原因になるので注意しましょう。

ずきんちゃん
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修理をするときの注意点

  • 換気を忘れずに: 接着剤や塗料を使う際は、必ず窓を開けるなどして換気を行いましょう。
  • 焦りは禁物: 焦って作業すると、パーツがずれたり、指がくっついたり(!)と思わぬ失敗につながります。落ち着いて、一つ一つの工程を丁寧に行いましょう。
  • 無理はしない: どうしても自分では難しい、大切な限定品で失敗したくない、という場合は無理をしないことも大切です。

困ったときは公式サポートも頼ってみよう

購入したばかりの製品が壊れていた、という初期不良の場合は、まずグッドスマイルカンパニーのカスタマーサポートに問い合わせてみましょう。製品の状態によっては、パーツを交換してもらえる可能性があります。

また、自分で修理する前に、破損したパーツの写真を撮っておくことをお勧めします。万が一、修理に失敗してしまった場合でも、状況を伝えやすくなります。

まとめ

大切なねんどろいどのパーツが折れてしまうのは悲しい出来事ですが、自分の手で修理することで、そのねんどろいどへの愛着がさらに深まることもあります。まるでお医者さんになった気分で、丁寧に治療してあげてください。

ずきんちゃん
ずきんちゃん

この記事を参考に、ぜひパーツの修理に挑戦してみてください。きっと、あなたの手で元気になったねんどろいどは、もっと魅力的に輝いてくれるはずです。

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